コロナワクチン3回目について
2021-12-24
現在、鶴ヶ島市と坂戸鶴ヶ島市医師会などと接種スケジュールについて、協議調整をさせていただいております。
政府からのワクチンは55%がファイザー製、45%がモデルナ製で支給されることが決まっております。
ワクチンを接種するということは二つの意味があります。
A 自分自身が罹り難くなる、また重症化を防ぐため。
B 罹患した時に周囲に広げるリスクを小さくするため。
高齢者は前者のAの意味合いが強く、重症化しない若年者はBの意味合いが強いです。
1~2回目の集団接種では、多くの若年者がモデルナを接種しました。 若年者はモデルナでは強く副反応がでることがおおく、それでも社会全体がまわるために打ってくださいました。埼玉県でも12/24時点で77.4%が2回接種を終えております。改めて地域の皆様のワクチンへのご理解とご協力を感謝いたします。
さて、3回目は報道で前倒しなどいろいろありますが、未だ十分なワクチンが配分が決定されておりません。
また地域の接種会場では少人数で対応する施設や、大勢の受け入れ可能な接種会場もございます。
またファイザー製では1本あたり6名、モデルナでは1本あたり15~20名分の接種ができます。
このような状況ですので、比較的大きい規模の接種会場となる当院は、当面の間モデルナワクチンの接種会場といたします。
- 2~3月は高齢者の追加接種が多く、副反応に関しては若年者にくらべ少ないこと。
- ファイザーとモデルナとの交互接種のほうが、抗体の上昇がみこまれるレポートもあり、ファイザーもモデルナも同等のmRNA製品であること。
- 小さな接種会場で、接種人数が小さいファイザーを使用してもらうことで、医療資源を有効活用できること。
- 今後12歳になる年齢や若年者にファイザー接種の機会を与えたいこと。
1人でも地域の皆様が多くワクチン接種受けることができ、かつ医療資源の有効活用のため皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
ファイザー製をどうしても希望されるかたは、別の医療機関へお申し込みください。
ワクチンの受付時期などは、改めてご案内させていただきます。
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